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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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フィジーのキャンプを災害救援基地に承認 (太平洋諸島)

太平洋諸国は、フィジー軍のブラックロック・キャンプを地域の人道支援物資集積所として使用することに正式に合意した。フィジーのSeruiratu災害相は、ナンディで行われた太平洋諸島フォーラム(PIF)加盟国の各国災害相による11項目の宣言の概要を説明しながら、フィジー共和国軍(RFMF)の施設への支持を発表した。最新鋭の平和維持・人道支援・災害救援施設であるブラックロックは、大規模な救援倉庫、救援対応作業の調整に必要な後方支援本部、医療センター、身体訓練施設などを誇っている。オーストラリア政府のパシフィック・ステップアップ・プログラムの一環として行われたブラックロック・キャンプの再開発は、1億豪ドルをかけ、ほぼ3年がかりで建設された。第1回太平洋災害リスク軽減担当大臣会合(PDRRMM)に出席した太平洋島嶼国17カ国の代表によって承認されたこの宣言は、「真の包括的パートナーシップで取り組む」ことを約束するものであるとSeruiratu災害相は述べた。太平洋共同体と太平洋諸島フォーラム事務局が主催したPDRRMMは、フィジー政府の支援を受けており、災害リスク軽減をめぐる政治的リーダーシップを強化することを目的としている。この地域には7月のキリバス離脱といった太平洋諸島フォーラムの政治的混乱があったが、PDRRMMのSeruiratu災害相は、ユニセフと世界銀行によると世界で最も災害の多い地域であるオセアニア諸島は引き続き協力し合うと述べました。「我々は、各メンバー国の主権を尊重しており、それは変わっていない。また、最も重要なことは、この会議全体が人道支援に関するものであり、人道支援に政治は介入しないことだ。この会議の参加者、そして成果からわかるように、誰も取り残されることはない。私たちは皆、一緒に行動しており、これからも一緒に行動していく。私たちは、災害が引き起こす影響やリスクを軽減するために働くことができる」と述べた。太平洋諸島フォーラムの他のセクター閣僚会議と同様に、PDRMMは地域年間行事の年次イベントとなる予定だ。(Radio New Zealand/SEP19, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/475021/pacific-ministers-endorse-fiji-camp-as-disaster-relief-depot