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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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海面上昇に対する世界への厳しい警告 (マーシャル諸島)

マーシャル諸島カブア大統領は、もし世界が海面上昇から太平洋諸国を救うために行動しないなら、”真の国連は存在しない "とニューヨークで開催中の国連総会で発言した。今年は太平洋島嶼国12カ国の首脳が出席し、その多くが現地時間の木曜日と金曜日に演説を行う予定だ。カブア大統領は、ロシアのウクライナ侵攻を非難し、マーシャル諸島の経済への影響を指摘するなどさまざまな話題に触れた。また、台湾の数少ない太平洋地域の同盟国として次のように発言した。「マーシャル諸島は、中華人民共和国による台湾海峡での最近の軍事行動を非難する。これは、インド太平洋地域と全世界の平和と安全を破壊する恐れがある。」と。また、マーシャル諸島は、国連と米国が管理する信託統治時代の12年間、67発の核兵器実験の爆心地となったと述べ、「マーシャル諸島国民と土地が被曝したことで、何世代にもわたって続く影響が生まれた。私たちの人権、土地、文化、健康、生活に対するこれらの影響は、他のいかなる国や民族も決して背負うべきではない重荷である。」と述べた。「太平洋島嶼国の一員として、私たちは、気候変動が最大の課題であり、脅威であることを認識し、団結している。将来が危ぶまれる環礁の国として、気候変動を単独で考えるべきでない事を強く訴える。」と述べたうえで、カブア大統領は、気候変動への取り組みの一環として、国際海運に対する二酸化炭素税を提案した。また、世界は再生可能エネルギーの生産量を大幅に増やす必要があると述べるとともに、マーシャル諸島のゼロエミッション海運の取り組みを発表した。 (Radio New Zealand/SEP22, 2022)https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/475254/marshalls-leader-s-stark-warning-to-world-on-rising-sea-levels