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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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エリザベス女王への弔意(太平洋諸島)

太平洋地域では、半旗が掲揚され、指導者たちは、96歳で亡くなられたエリザベス2世に追悼の意を表している。女王は在位中に何度も太平洋を訪れ、戴冠式の数カ月後の1953年12月にはフィジーとトンガを訪問した。クック諸島のブラウン首相は、「大きな悲しみとともに」クック諸島のすべての国民が女王の死を悼み、非常に寂しく思うだろう、と述べた。女王は、クック諸島の人々を含む世界中の臣民への献身的な奉仕という偉業を成し遂げたとして、クック諸島のすべての国旗は、追って通知があるまで半旗で掲揚され、追悼式が執り行われる予定だ。首相官邸の内閣執務室では、一般市民の忌帳所が開設される予定だ。フィジーのバイニマラマ首相は、哀悼の意をツイートしている。「今朝、エリザベス二世女王陛下にお別れを告げ、フィジーは悲しみにくれている。私たちは、女王のフィジー訪問の喜びと、女王の優雅さ、勇気、知恵が、たとえ遠く離れていても、私たちの国民に慰めとインスピレーションを与えてくれていたたことを心から感謝している。パプアニューギニアのマラペ首相は、「世界の指導者が現れ、去っていく中、彼女は耐え抜き、国民に仕えた」と述べた。女王は我々の連邦の錨であり、パプアニューギニアにとって、国の家長であると同時に、我々は女王を "ママ・クイーン "と好意的に呼んできた。」と述べた。トンガのTiota王女は次のような声明を発表した。「女王陛下のご逝去の報を受け、私たちは何百万人もの人々と悲しみを共にしている。女王陛下は私たち家族から愛され、尊敬を集めていた。」と。ニウエのタゲラギ首相は、「最も素晴らしい女性の死去」に深い悲しみを表明した。彼は、女王の職務への忠実さと国民への献身は、最も優れた指導者の鏡であると述べた。女王の喪に服すため、国旗は反旗で掲揚される。ツバルは「エリザベス二世女王のご逝去を悼みます。70年にわたる献身的な奉仕を通じて、女王は一貫して変化する世界に安定をもたらしました。この喪失の時に、女王のご家族と愛する人々に深い哀悼の意を表します。」と弔意を表した。ソロモン諸島の Peter Kenilorea Jr 議員は、父である Peter Kenilorea Snr卿が女王からナイトの称号を授与された際の写真をオンライン上に掲載した。「1982年、女王が亡き父に叙勲するのを目にすることができたのは光栄なことだ。私は10歳で、姉と一緒に政府庁舎で行われたこの厳粛な式典に立ち会うことができ、とても光栄だった。」と弔意を表した。仏領ポリネシアのフリッチ大統領は、エリザベス二世の生涯は「世界の歴史」に刻まれたと述べた。女王は2002年にオーストラリアからの帰途、夫のフィリップ皇太子と共に燃料補給のために仏領ポリネシアに立ち寄った。当時、同領域の副大統領だったフリッチ氏は、「女王のご遺族とイギリス国民に心からお悔やみを申し上げます。女王の平和のための活動が、『英連邦』の間で継続しますように。」とした。フリッチ氏は、仏領ポリネシア、太平洋、英連邦に関する話題で1時間ほど女王と会談した時のことを回想している。(Radio New Zealand/SEP09,2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/474463/pacific-leaders-pay-tribute-to-queen-elizabeth-ii