ソロモン諸島のBloody Ridgeで、ホニアラでの第二次世界大戦の追悼式典中に海上自衛隊員が刺された。目撃者によると、海上自衛隊の報道チームに所属していたこの男性は、ハサミで首を刺されたとのことだ。
Bloody Ridgeのコミュニティ長ウェスリー・ラモ氏によると、犯人は近隣のコミュニティ出身で、精神的に不安定であったという。彼はすぐに地元の人々と式典に出席していた米軍のメンバーによって拘束され、警察に連行された。その後、式典は予定どおりに続けられた。海上自衛隊員はは軽い縫合が必要だが命に別状はないとのことだ。在ソロモン諸島日本国領事の吉田氏は、非常に残念な出来事であり、動機については不明であり警察に追跡調査する予定であると述べた。この事件は、80年前のガダルカナルの戦いで命を落とした人々を追悼する平和的な式典に水を差すことになった。ガダルカナル作戦は、連合軍による大日本帝国に対する最初の大規模な陸上攻撃であった。死者は推定3万人で、その4分の3は熱帯病と飢餓によるものだった。式典は日曜日に始まり、そこで戦い、亡くなった人々とつながりのある講演者たちが、彼らの父や祖父を思い出すことの重要性を語った。ソロモン諸島政府は、Bloody Ridge(別名エドソンズ)を国家公園であると宣言している。 (Radio New Zealand/August08, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/472435/japanese-sailor-stabbed-during-remembrance-ceremony-in-honiara
ソロモン諸島
【経済・社会動向】
ホニアラでの追悼式典で日本人海上自衛隊員が刺される(ソロモン諸島)
2022.08.15