パプアニューギニア警察は、Lagiap選挙区の候補者に対し、盗まれた選挙用投票箱50個を返却するよう要請した。Enga州警察のKakas司令官は、投票箱が回収されない場合、Lagiap選挙区の投票は不成立となると述べた。投票箱の紛失は、パプアニューギニアの国政選挙で報告されている一連の問題の中で最新のものである。Enga州は、警備員が武装したガンマンに襲われ、公式に「戦闘地域」に指定された。警備員に怪我はなかったが、この戦闘で10人が死亡したと推定される。Enga警察は、投票用紙のありかを知っていると思われる人々に何度も接触し、引き渡しを要求したとポスト・クーリエ新聞は伝えている。Kakas司令官は、14箱が空で返され、50箱が所在不明であると語った。Laiagam駅とPorgera町、Wabag町を結ぶ道路に溝が切られ、警察チームの立ち入りを事実上拒否している。Kakas氏によると、もし盗難と道路掘削の犯人が見つからなければ、警察はこの事件に関係していると思われる二人の人物を告発することを検討しているとのことだ。Enga州の6つの選挙区で選挙が延期された。(Radio New Zealand/JUL15, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/471019/png-election-police-call-for-return-of-50-stolen-ballot-boxes