フィジーでは総選挙に向けた選挙運動が行われているが、初期の予測では、忠誠心の変化が指摘されている。フィジーの総選挙の日程はまだ決まっていない。フランク・バイニマラマ首相率いる与党フィジー・ファースト党は、4年前の前回選挙で僅差で辛くも勝利した。カンタベリー大学マクミラン・ブラウン太平洋研究センターのディレクター、ラトゥヴァ教授によると、フィジー・ファースト党は、2014年の選挙では60%以上の支持率があったが、2018年には50パーセント、今では22パーセントという低い支持率を示す世論調査結果がでているという。「残念ながら、フィジーでは一貫した世論調査が行われていない。こういう時こそ、フィジータイムズやフィジーサンなどの主要紙が世論調査を行うべきだろう」と述べた。「選挙が始まる前に、フィジーの人々が民主的なプロセスに参加し、誰が大統領になるべきかという見解を示すことが重要だ。そしてそれは、政権与党であろうと野党であろうと、政党にとっても良いことだ。」とラトゥヴァ教授は述べた。 (Radio New Zealand/APR28, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/466054/fiji-political-polls-point-to-a-shift-in-allegiances-says-fijian-academic
フィジー
【経済・社会動向】
政治的世論調査が国民の忠誠心の変化を示す(フィジー)
2022.05.13