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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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米国、太平洋地域の首脳をホワイトハウスに招き外交関係を強化へ

バイデン米大統領政権は、太平洋島嶼国との外交関係を強化する計画だ。キャンベル・インド太平洋調整官は、今年後半に太平洋地域のリーダーをホワイトハウスに招待すると述べた。キャンベル氏のメッセージは、米国とニュージーランドのビジネスサミットで伝えられたもので、中国がソロモン諸島と締結した条約により、この地域における中国のプレゼンスの拡大がもたらす安全保障上の影響に対する懸念が高まるなかでの発言である。キャンベル氏は「何十年も大使を置かず、関与がなかった太平洋諸国との外交関係を強化するつもりだ」「米国が太平洋地域で効果的に活動するためには、太平洋諸島の人々にとって重要で意義深い分野でもっと努力しなければならない」と述べた。バイデン政権は、この地域のプロジェクトに資金を提供するために、米国国際開発庁や新たな米国国際開発金融公社と協力し、また、この地域の多くに平和部隊を再編するつもりだとも述べた。また、米国は太平洋諸島フォーラム(PIF)を通じた多国間関与への支援も強化するだろうと述べた。太平洋諸島フォーラム(PIF)は、昨年、ミクロネシア諸国が主導権をめぐる意見の相違から脱退の手続きを開始したため、その存続が脅かされているが脱退の最終判断は今年後半にずれ込んだ。キャンベル氏は、PIFの将来については楽観視しており、今後PIFを支援するためのスタッフを配置する予定であると述べた。さらに、太平洋諸国との関わりを深めるとともに、米国はニュージーランド、オーストラリア、日本、英国、フランスなどとの地域協力に、より集中的に取り組むことを目指すと付け加えた。キャンベル氏は、「ニュージーランドは過去に安全保障の分野で時折より両義的な態度をとっていたが、今後はそうはならないと考えている」と述べた。ニュージーランドのアーダーン首相は、この会議の前日に講演し、この地域における影響力と侵略のレベルが高まっていると述べたが、その緊張の原因については言及しなかった。ニュージーランドの安全保障体制について、「私たちは強いパートナーシップと関係を持っており、この地域での関与の高まりを感じている。」と述べた。(Radio New Zealand/ MAY03,2022)
https://www.rnz.co.nz/news/world/466312/united-states-to-invite-pacific-leaders-to-white-house-ramp-up-diplomatic-ties