太平洋地域の小規模漁業が直面する課題に焦点を当てたキャンペーンが国連と太平洋地域のコミュニティによって開始された。太平洋における零細漁業と養殖の国際年（IYAFA）キャンペーンは、まだ計画段階であるがオンライン会議が正式に発足した。食糧農業機構のコンサルタントであるTauti氏は、IYAFAの目的は太平洋の農民と漁師の主張を取り上げ、意識を高め、科学的根拠に基づいた政策決定プロセスを確固とする事だと述べた。また、コミュニティ、漁師、養殖業者の力を高め、彼らの努力が将来の世代のために本当に持続可能であることを保証するのに役立て、新しいパートナーシップや既存のパートナーシップを構築することを期待するものだとも述べている。フィジーの養殖業者は、気候変動とCovid-19の流行がフィジーの養殖業に深刻な影響を与えていると会議の参加者に訴えた。Lata氏は、フィジーでは洪水が頻繁に起こるようになり、以前は5、6年に1回あった洪水が、今では1年に2、3回起きると述べた。「太平洋における水産養殖国際年」は、1年にわたるキャンペーンである。 (Radio New Zealand/APR05, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/464668/struggles-of-small-fisheries-in-the-pacific-highlighted-in-new-campaign