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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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太平洋地域を守る、NZと提携(フィジー)

フィジーとニュージーランドの国防相が会談し、両国の軍隊の相互協力について話し合った。会談では、海上警備の改善や人道的災害への対応が焦点となった。 Henare国防大臣は、フィジーの Seruiratu大臣と会談し、「太平洋の安全保障」について議論した。Henare大臣は、ニュージーランドは太平洋地域の安全保障、防衛能力、そしてパンデミック後の経済的回復力に懸念を抱いていると述べた。3月21日にフィジーに到着したニュージーランド政府の防衛代表団は、フィジーの防衛責任者らと会談を行い、「国防軍は、フィジーとニュージーランドのパンデミック対応に極めて重要な役割を果たした。しかし、今私たちがすべきことは、そこから抜け出し、労働力を再生し、太平洋で活動できるようにすることだ」「太平洋は我々の優先事項であり、私たちは小さな軍隊で、世界に対する影響力は限定的だ。それを賢く使わなければならない。唯一の方法は、協力することだ。」とHenare大臣は述べた。これに対し、フィジーのSeruiratu国防相は、ニュージーランド政府が、ナンディのブラックロック平和維持・人道支援・災害救援キャンプ(HADR)を拠点とする新しい指導者養成機関に資金を提供することを希望しており、「私たち両国は、これまで行ってきた議論と同様に、パンデミック以前のレベルでも、また特にブラックロックが開設されたことにより、海軍施設や海上安全保障の問題など、協力関係を強く望んでいる。」と述べた。太平洋地域における米国の関与の問題について、Henare氏は、この地域におけるアメリカの軍事的支援は歓迎するとし、ニュージーランドの太平洋地域への防衛支援は、特に海洋監視と人道支援であることを明らかにし、米国は中国の利益を懸念する重要な軍事同盟国であることを示唆した。(Radio New Zealand/MAR23, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/463854/protecting-the-pacific-nz-partners-with-fiji