MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > ラ・デペシュ・デ・タヒチ紙が会社清算の危機に直面(仏領ポリネシア)

ラ・デペシュ・デ・タヒチ紙が会社清算の危機に直面(仏領ポリネシア)

仏領ポリネシアで最も古い新聞社「ラ・デペッシュ・ド・タヒチ」が会社清算の危機に直面しており、来月、控訴裁判所でその運命が決まる見込みだ。同社は、2018年に管財人の管理下に置かれたが救済計画の条件を満たせずにいて、10年間の決済スケジュールについて100万USドル遅れていると言われている。4月27日に開催される法廷では、同社の弁護士は会社清算を支持している。しかし、賃金未払いの元従業員は、会計に透明性が欠けており、一方では補助金を受け取っているとして、清算の回避を望んでいる。同社のメディア事業では、Tiki Mag、Fenua'Orama、Maisons du fenuaの3雑誌を発行している。1964年に設立されたラ・デペシュは、2018年に長引く財政難のため清算され、自社の印刷所を失った。ラ・デペシュは2014年以来、仏領ポリネシアにおける唯一の日刊紙として販売されてきた。 (Radio New Zealand/MAR15, 2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/463348/la-depeche-de-tahiti-newspaper-faces-liquidation