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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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MSGの新事務局長にLouma氏が就任(PNG)

パプアニューギニアのLouma氏が、メラネシアン・スピアヘッド・グループ(Melanesian Spearhead Group, MSG)の新事務局長に就任した。MSG議長であるPNGマラペ首相は、Louma氏がMSGのビジョン、精神、連帯感を高め続け、"グループを新たな高みへと導く "と確信していると述べた。Louma氏は、2016年から2020年まで事務局長を務めていたフィジーの Yauvoli氏の後任だ。マラペ首相は、Louma氏の任命は、新事務局長を任命するための長く厳格な実力主義を基にした選定の結果であるとした。首相は、この採用プロセスは、2015年6月26日にソロモン諸島のホニアラで開催された第20回サミット会議で採択された方針に基づいて行われたと述べた。事務局は声明の中で、Louma氏が正式に任命を受諾したと確認済で、ポートビラにあるMSG事務局の本部に赴任できるよう、現在準備を進めていると述べている。Louma氏は外交官としての経験が豊富で、政府や民間企業で30年以上の上級管理職の経験を持つ公務員。Milne Bay州の出身で、ニューヨークの国連常設ミッションやパリ、北京のPNG大使館に勤務していた。パリのPNG大使館では臨時代理大使として開設に携わり、APEC、ASEAN、ESCAPの巡回大使、シンガポールの高等弁務官も務めた。
また、太平洋諸島フォーラムのボー宣言の策定など、多くの地域構想の策定と実施にも携わってきた。MSGには、PNG、フィジー、ソロモン諸島、バヌアツ、ニューカレドニアのカナク諸島の5カ国が参加している。 (Radio New Zealand/ FEB25, 2022) https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/462147/png-s-louma-is-new-msg-head