ニュージーランドではトンガへの大規模な支援活動が本格化しているがフンガ・トンガ・フンガ・ハアパイの噴火、津波、そして今回のCovid-19により、フォークリフトが不足しているため、トンガでの配送が滞っている。ニュージーランドの地域住民や企業からトンガに送られた最初の援助物資として到着した51個の輸送コンテナを手作業で降ろしているといい、このペースでは、1日に2個しか開梱できないという。一方、ケーブル修理船「リライアンス」は、先月のフンガ・トンガ・フンガ・ハパイの噴火とそれに伴う津波で切断されて以来、トンガとの通信に重大な支障をきたしているサザンクロス・ケーブルの断線箇所を突き止めた。ケーブルは海中から引き上げられ、船上で修理が行われている。トンガ・ケーブル社の最高責任者であるSamuiela Fonua氏によると、リライアンス号はトンガの海域で作業を行っており、被害はトンガとフィジーを結ぶケーブルで発生したとのことだ。(Radio New Zealand/FEB10,2022)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/461201/lack-of-forklifts-in-tonga-slowing-down-aid-delivery
トンガ
【環境・気候変動】
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フォークリフト不足で援助物資配送遅延(トンガ)
2022.02.10