政府の発表によると、フィジーの首都スバの洪水多発地帯リバーロードに住むフィジー人10家族が、移転を準備しているとのことだ。この、リバーロード地域はサイクロンによる洪水被害が発生しやすい場所となっているが、これらの住宅が排水路上にあるために、この地域の維持管理を行うことが制限されている。2020年7月以降、一連の協議が家族と政府の間で行われてきたが今年の4月のCovid-19の発生により、移転が保留となっていた。住宅・地域開発省がこれらの家族の移転を支援しているが、政府は村の移転は最終選択肢であるとする。物理的な構造以上に人々のつながり、絆があるからだ。Reddy水路・環境大臣は、11月から4月までがサイクロンのシーズンであることから、政府は村人があらゆる脅威に備えるための支援を行っていくと述べた。(Radio New Zealand/NOV18, 2021))
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/455973/fijian-families-set-for-relocation-as-cyclone-season-arrives
フィジー
【環境・気候変動】
サイクロンの季節、転居の準備(フィジー)
2021.11.24