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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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ワクチン強制接種に対する抗議活動(仏領ポリネシア)

仏領ポリネシアのタヒチでは、週末に約2,500人の人々がワクチン接種の義務化に反対するデモを行った。
議会は先月、一般市民や社会的弱者とみなされる人々に対してコロナワクチンの接種を義務付ける法案を可決した。2ヶ月以内に接種しなければ、1,700米ドルの罰金と労働契約の停止が科せられることになっている。
タヒチで採択されたこの法律を無効にするために、仏領ポリネシアとフランスの最高裁判所の両方で訴訟が行われている。この新法は10月23日に施行される予定だ。「従業員と子供たちにワクチンを押し付けることになる。真実は知らされておらず、恐怖心を植え付けてワクチン接種を強制するためのものだという印象がある。」と抗議活動参加者は信頼感の欠如を訴える。
抗議活動の主催者は、フランス高等弁務官事務所、そして大統領官邸で歓迎を受けたものの、フリッチ大統領との面会は実現しなかった。
主催者側は、数千人の署名を集めた強制接種反対の嘆願書を提出した。
AFP通信によると、タヒチで発生したCovid-19は693人の死者を出しており、死亡案件の4分の3はこの6週間で発生している。
しかし、住民28万人のうち、2回のワクチンを接種したのは46%に過ぎず、ワクチン接種に対する不信感が広がっている。(Radio New Zealand/SEP20, 2021)  https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/451857/protest-against-compulsory-vaccination-in-tahiti