MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 深海採鉱に関する投票棄権が批判される(ニュージーランド)

深海採鉱に関する投票棄権が批判される(ニュージーランド)

ニュージーランドは、世界的フォーラムで深海採鉱の一時中止を支持する投票を棄権したことで批判されている。
この動きはほとんどの国からの支持を得たが、グリーンピース海底資源採鉱禁止キャンペーン担当者ヒタ氏は、棄権したニュージーランド政府は海洋保護において世界の国々から遅れを取り続けていると述べた。
今年の総会では、海底資源の採鉱を規制する国連の機関である国際海底機関の改革に圧倒的な支持が集まった。深海採鉱は太平洋地域が直面する最大の脅威の一つだ。ナウルが数ヶ月前に「2年ルール」の発動を決定したことを受け、一時禁止の支持の妥当性はさらに重要となった。2年ルールとは、2年後までに制定された規制のもと、ISAが認める形で採鉱を行うことを指す。その他、イギリス、カナダ、アメリカ、オーストラリア、フランスなどが棄権した。ヒタ氏は「ニュージーランドと太平洋の人々は投票を棄権することではなくニュージーランド政府が深海採鉱に関して歴史の正しい側に立つことを求めている。」と述べた。(Radio New Zealand/SEP20, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/451866/nz-criticised-for-abstention-in-vote-on-deepsea-mining