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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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帰還を望む市民権を持つアフガニスタン人家族(バヌアツ)

タリバンが政権を掌握したアフガニスタンでは、バヌアツの市民権を持つアフガニスタン人の家族がバヌアツへの帰還に関してバヌアツ政府の支援を求めている。このアフガニスタン人の家族はバヌアツの開発支援プログラムにより市民権を与えれており、現在5人家族がブリュッセルのバヌアツ大使館に帰還に関する支援を求めている。バヌアツ外務省の局長Basil氏がこの要請を確認し、バヌアツはアフガニスタンとの国交がないためにこの要請はニュージーランドやオーストラリアを含む他国を通して知らされたという。現在話し合いが実施されており、帰還に際してはCovid-19 感染防止策には従ってもらうとしている。市民権事務所が確認したところによると、2018年以来127名のアフガニスタン人にパスポートが交付されている。ブリュッセルに要請を出したアフガニスタン人の家族は、バヌアツ政府が彼らの英国からの脱出を支援することを望んでいるという。バヌアツに投資するという形での市民権はバヌアツ開発支援プログラム(VDSP)とバヌアツ貢献プログラム(VCP)の2つの方法で入手可能だ。市民権の価格は13万ドルだ。この市民権では選挙権と参政権以外の権利が与えられる。現在の政府の歳入の30%以上を占めている。今年1月、この市民権販売により政府は1億600万ドルの収入を得たと発表した。(Radio New Zealand/AUG24, 2201)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/449893/afghan-family-with-vanuatu-citizenship-seeks-repatriation