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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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太平洋諸島フォーラム設立50周年(太平洋諸島)

太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局長ヘンリー・プナ氏は金曜日の会議において、50年前に当フォーラムを設立した指導者たちに対して敬意を表した。1971年8月5日から7日にかけてクック諸島、フィジー、ナウル、トンガ、サモアの指導者たちはオーストラリアとニュージーランドと共にウェリントンに集合して初回の南太平洋フォーラムの会議を持った。当時は1947年に設立された南太平洋委員会だけがこの地域の組織体だった。この初期の7か国から、ミクロネシア、仏領ポリネシア、キリバス、ニューカレドニア、ニウエ、マーシャル諸島、パラオ、パプアニューギニア、ソロモン諸島、ツバル、バヌアツと加盟国が増えて行った。1999年この南太平洋フォーラムが太平洋諸島フォーラムと名前を変えた。ヘンリー・プナ氏は、「今日はこれまでを振り返り、先人たち、そして1971年にこの組織をウェリントンで設立した彼らの知恵を称えるための特別な日だ。これまで太平洋諸島の人々の生活に直接かかわる様々な問題を取り扱ってきた。特に貿易、観光、海運と教育に注力してきた。」と述べた。「これらは今日でもとても重要だが、この50年間で世界は大きく変わり気候変動などをとってもこの地域が特に重要になってきており組織の存在価値も付与されてきている。そして私にとって、地域として協力し、前進し、手を取り合って達成した最大の成果の1つは、全世界がパリ協定に署名した2015年のパリのCOP21での成果だった。これこそが、太平洋諸島フォーラムとして取り組んだ決定的瞬間であったと思う」と述べた。
太平洋地域主義
太平洋の研究機関によれば、気候変動とコロナ危機に対して太平洋地域主義が必要だという。
オークランド大学助教授のSalesa氏によれば、これまでの50年間で最も大きな問題に直面しているという。
「気候変動に関しては地域における役割以外に世界における役割もあり、太平洋地域主義にとってこの数十年間はとても重要な時期になるだろう」と述べた。「我々は中国が太平洋地域で台頭する中、太平洋の存在が再認識されるのを目の当たりにしている。だから、アメリカがここでより大きな役割を果たしているのを見るのは素晴らしいし、それは皆の心の中にあることもわかっている」としている。Salesa氏はミクロネシアがPIFに戻るように説得することを試みることをアメリカに求めている。(Radio New Zealand/AUG8, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/448616/pacific-islands-forum-marks-50th-anniversary