バヌアツの市民権を購入したシリア人が、その市民権が無効にされたと述べた。
Abdul Rahman Khiti 氏は、バヌアツ市民権委員会によって、開発支援プログラムの下で市民権を取り上げられた初めてのケースとなった。バヌアツデイリーポスト紙は、Khiti氏は今年の4月に市民権を購入したと報じたが、市民権委員会によれば、市民権は申し込み者に不備な点が認められないという条件の下で発行されるもので、今回の場合はその条件を満たしていないという。
委員会はKhiti氏が所有または関わるビジネスにおいて、5つの制裁が実施されていることを認めたという。先月、バヌアツのパスポートが世界的な犯罪組織の移動のための書類の選択肢の一つとなっていることが明らかになった。ガーディアン紙は2020年以来、2000名が約13万ドルでこのメラネシアの国の市民権を購入したと報じている。この国には26億ドルの大金がも取らされたが、その購入者にはアフリカのビットコイン強盗、殺人共犯者やバチカンから金をゆすり取った犯罪者なども含まれているという。(Radio New Zealand/AUG12,2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/449063/vanuatu-sells-citizenship-in-april-takes-it-away-in-august
バヌアツ
【経済・社会動向】
4月に市民権を販売し、8月に取り上げる(バヌアツ)
2021.08.17