仏領ポリネシアは5月4日から、検疫期間無しで国境を再度開く予定だ。対象は、アメリカ合衆国でワクチン接種を受け、出発の3日以内に受けた検査でCovid-19が陰性だった旅行者に限られる。エアタヒチヌイは、フランス本土での感染状況悪化を受けて停止していたロサンジェルスとパペーテ間のフライトを再開する。仏領ポリネシア政府と観光産業の訴えを受けて、フランス政府はアメリカからの旅行者に限り渡航禁止措置を緩めた形となった。しかし、ワクチン接種を受けていない旅行者は、10日間の検疫期間が必要となるので、期待よりも旅行者の数は低くなる見込みだ。去年の7月に検疫なしでの旅行者受け入れ後には、18000名が感染し141名が死亡している。一方、仏領ポリネシア政府は5月3日から集団ワクチン接種キャンペーンを打ち出した。4月末までにすでに42000名が最低1回の接種は済ませている。すでに感染した18000名はワクチン接種までに少なくとも6か月は待つように指示を受けている。(Radio New Zealand/MAY3, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/441680/tahiti-to-reopen-for-international-tourism-tomorrow
仏領ポリネシア
【観光開発】
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タヒチが海外からの観光客受け入れを再開(仏領ポリネシア)
2021.05.07