台湾政府から100万ドルの支援金がマーシャル諸島のビジネスに携わる女性に提供される計画は２年前に合意されていた。様々な調整や法的書類の確認を経てそれがやっと実現までこぎつけそうだ。今月マジュロにある台湾大使館においてすべての準備が整い、6月末前に支援が開始されることとなる見込みだ。双方の政府、３つの省庁、１つのNGOと１つの銀行が協力し合うプログラムの実施が遅くなったのは枠組みや法律を整えていたためだという。2019年3月にこのKora im an Kil基金はマーシャル諸島の当時の大統領ハイネ氏と台湾の蔡英文総統が共同で進めたものだ。この基金の臨時役員会はようやくこの基金を用いてのマーシャル諸島の女性に対する小口ローンのプログラムを立ち上げることができた。この小口のローンはマーシャル諸島の女性を支援するための回転資金でありこのプログラムが上手く回っていくように各省庁は注力している。この数日の間に最終的な処理が整い、台北の外務省が確認して承認すれば、プログラムの公式開始の調印式が実施されることになる。
　（Radio New Zealand/APR06, 221）https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/439893/taiwan-fund-for-marshallese-women-set-to-finally-launch