パプアニューギニアは日本の国際協力機構（JICA）から、COVID-19対策を強化するための2021年の予算2億8500万ドルを借り入れることとなった。借款協定締結後、財務相のIan Ling-Stuckey氏は、感染拡大のために国の歳入が20％落ち込んだと述べた。この借入金により、地方の健康センターがCOVID-19に対処できるようにするという。JICAは約2億8150万ドルを４年間の猶予期間を設けたうえで年0.1％の金利で貸し出すという。一方、パプアニューギニアにおけるCOVID-19感染者数は増え続けており、３月7日の感染者数は87名でこれまでの総数は1670名に上る。過去5週間で800名の新たな感染者が出たこととなる。（Radio New Zealand/MAR08, 2021）
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/437928/japan-loan-to-help-png-in-covid-19-response