太平洋諸島出身者初の国連人権委員会の会長が、太平洋諸島からジュネーブへの代表者をもっと増やす必要があることを訴えた。フィジーの国連大使だったKhan氏は1月に現在の役職に就いた。 今年、中国とロシアが理事に選出され、アメリカも復活した。Khan氏は彼女が選出されたことはフィジーにとっては歴史的な進歩ではあるが、この地域の代表としてジュネーブに駐在しているのは4か国のみだという。プレゼンスを強化し、太平洋諸島の主張を決議に盛り込むことが重要だと述べる。国連人権委員会での決議は、水の権利、衛生の権利、子どもの権利、性の権利、女性差別の問題等全てが太平洋諸島にとって非常に重要な決議だからだ。Kahn氏の任期は1年だが、彼女の大きな課題は、このコロナウィルス感染拡大の時にあって、委員会の国々がそれぞれ適切に機能するよう努力することとなるようだ。(Radio New Zealand/FEB18, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/436670/president-of-un-human-rights-council-calls-for-more-pacific-representation
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国連人権委員会の会長がさらなる太平洋諸島からの代表の必要性を訴える(太平洋諸島)
2021.02.26