バイデン氏は４６代米大統領に就任早々、米国がパリ協定へ復帰する大統領令を出した。ツバル首相である太平洋諸島フォーラム議長のナタノ氏は、米国の大統領令が優先事項であったことは太平洋で温かく歓迎されていると述べた。
ナタノ氏は、特にブルーパシフィックが直面する気候危機における米国と太平洋の人々との引き続いての力強い連携関係を期待していると述べた。パリ協定で採択された気温上昇を1.5℃に抑えるという気候変動に関する行動をさらに急速に進めるために国際社会は前向きな行動をとらなければならないとし、この発表は世界がコロナウイルスをはじめとした数多くの危機に直面するまさにその時になされたことも言及した。我々の大切な地球のため、安全で安心な未来に向け緊急性を持ち価値観を共有しながら、バイデン政権との緊密な協力を期待していると、ナタノ氏は締めくくった。
（Radio New Zealand/ JAN22, 2021）
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/435004/forum-chair-welcomes-us-re-entry-to-paris-agreement