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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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新大統領、米国と台湾との密接な協調関係を誓う(パラオ)

1月21日に新大統領が就任したパラオで、大統領は、第一番目の課題としてアメリカと台湾との綿密な協力関係があることを表明した。1月21日午前11時、スランゲル・ウィップス・Jr氏が正式にパラオの大統領として就任。ウィップス大統領はコロナウィルス関連で厳しい状況にある経済を回復させ、パラオの人々の焦点を当てた政府を運営することを誓った。中国については名指ししなかったが、大統領は外国の侵略を阻止し、アメリカ・日本・オーストラリア・台湾などの友好国との関係を維持すると述べた。就任演説では、パラオ共和国は自由、民主主義、法秩序、人権を重視する世界各国と共に協力し合うとした。また、台湾との友好関係についても触れ、2国間の旅行産業の発展が今後見られるだろうと述べた。「コロナに汚染されていない」パラオと台湾の両国においては、人的、医療的、教育的そして経済的な協力関係が活性化されるであろうとし、それがパラオの経済を活性化させるとした。そして何より、世界に2国間の友好関係の強さ、深さを示すであろうと述べた。また、ウィップス大統領はアメリカに対してもワクチンの提供に関して謝意を述べた。アメリカはモデルナ社のワクチン6000をすでにパラオに送っており、今週末までにはパラオでは3000名に対して接種を実施する予定だ。さらにウィップス大統領はパラオが世界の中でもコロナ感染者ゼロの国であることを強調し、世界でもまず初めに回復をし、人々の生活を立て直す国となると述べた。(Radio New Zealand/JAN23, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/435024/palau-s-new-president-vows-to-stand-strong-with-us-and-taiwan