MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > 数か月の支援が必要と国連コーディネーターが判断(フィジー)

数か月の支援が必要と国連コーディネーターが判断(フィジー)

国連駐フィジーコーディネーターは、サイクロンYasaによる被害に対しての支援が数か月間は必要だろうと述べた。サイクロン後3週間たった現在でも約3000名が避難センターで暮らしている。コーディネーターのSamarashinha氏は、統計は実際に家を失くした人々の数を反映しておらず、多くは混雑した避難所にいるかまたはひどく被害を受けた自宅に戻っていると述べた。このサイクロンで被害を受けた10000の農家は自給自足で暮らしてきた人々で、サクロンで土地も、わずかな作物、家畜、そして家をも失った。今後1,2か月は彼らの食料を確保することが必要で、もしかしたらそれが6か月に及ぶかもしれないとSamarashinh氏は言う。また、この地域での蚊が媒介する病気の発生も気がかりだという。サイクロンにより、密集した環境、湿地、汚れた水路など病気の発生にとって完璧な状況が生み出されてしまった。Vanua Levu地域は以前からデング熱、レプトスピラ症、腸チフスなどの病気が多く発生する地域だ。現時点でいくつかの症例があり、とても危惧していると述べた。(Radio New Zealand/JAN8, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/434230/support-will-be-needed-in-fiji-for-months-un-coordinator