クック諸島政府は3月まで賃金補助金を延長する。マークブラウン首相は新年のあいさつで、ニュージーランドとの国境封鎖解除についてや、老齢退職金の減額実施の延期、電力料金の割引などについても言及した。「2021年を迎えるにあたり、これからの困難な数か月に対して準備が必要だ。我々は、家庭もビジネスも支援する方向でできること全てを実施している。」と述べた。これまで政府は380万ドルの支援金を4000名の人々と400の企業とに分配した。『我々からの支援で、企業はビジネスを継続し、雇用を維持できると信じている。よいクリスマスを!!今後、国境封鎖が解かれて、民間部門が復興をリードしてくれることを期待している。』と演説した。今後は、旅行業の収益増加に備えて、Rarotonga空港や病院などの施設を充実させていくという。心配している国民もいるかもしれないが、政府は安全な封鎖解除を責任を持って進めるので安心してほしいと述べた。(Radio New Zealand/JAN6, 2021)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/434088/cook-islands-extends-wage-subsidy-as-it-holds-out-for-travel-bubble
クック諸島
【経済・社会動向】
旅行業による大きな収益に期待して賃金補助を延長(クック諸島)
2021.01.13