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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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研究者が養蜂業に高い期待感(パプアニューギニア)

オーストラリアの研究者、クーパー・シューテン氏は、パプアニューギニアは蜂蜜生産の驚くべき可能性を秘めていると言及している。ニューサウスウェールズ州のサザンクロス大学に在籍するシューテン氏は、パプアニューギニアでは養蜂が数世代にわたって細々と行われてきたが、より多くの農家にとってこれが追加の収入源になり得ると述べた。他の農業活動を補完して広い土地を必要とせず、養蜂によって投資への迅速な利益や作物収量の改善ができるとのことだ。パプアニューギニアの重要な要素はその生物多様性であり、今後の見通しも非常に良い、という。「植物の種類が多く、養蜂の利用可能な花資源、特に東部高地や山岳地帯では、蜜蜂向きの花資源が様々で豊満なので、素晴らしいです。」シューテン氏は、養蜂は環境を悪化させず、社会的に阻害されている人々が利用でき、他の多くの利益をもたらす代替の収入源でもあると指摘した。シューテン氏は、これには政府や他の組織が支援を実施する必要がある一方で、協力的に行われるべきであると述べた。「その一部は、国が本当に強い関係を築き、それらの関係を育み、地元の人々にとって重要な悩みを汲み取るべきだと思う」と語った。「私たちはすでに答えを得たという認識で始めるわけではありません。私たちが現地入りしても人々は何が起こっているのかわかっていません。私たちは本当に一緒に問題を解決しようとしています。地元の人々が当事者で、そうすることでこのプロジェクトは更に持続可能となっていくということです。」と述べた。
(Radio New Zealand/DEC16, 2020)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/432943/beekeeping-in-png-offers-great-promise-academic