サモア政府は、国内におけるフェイスブックの禁止を検討している。
TV1Samoaの報道によれば、首相は多くの人々がこの人気のあるソーシャルメディアプラットフォームに関して、その使い方によっては人々が傷つけられることに不満を持っていると述べたという。
「このソーシャルメディアが他人に対する誹謗中傷にどのように使われているのかについてしばしば考えている」とトゥイラエパ首相は述べた。首相自身もフェイスブックにより個人攻撃の対象となり、ブロガー数名を名誉棄損で裁判所に訴えた経験もある。最近では、King Faipopoというブロガーが、首相を政界から退ける意図をもって人々が首相を嫌うような記述を捏造したことを法廷で明らかにしたことを首相は引き合いにだした。太平洋諸島の政府でソーシャルメディアに関して批判的なのはサモアが初めてではない。2018年にはパプアニューギニア政府はフェイスブックが国内でどのように使用されているのかを検証するために1か月間の使用禁止措置を実施しようと試みたことがある。(Radio New Zealand/JUL16, 2020)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/421311/samoa-govt-looking-to-ban-facebook
サモア
【経済・社会動向】
フェイスブックの禁止を検討(サモア)
2020.07.20