ニューカレドニアの科学者はコウモリによって媒介されるという新たなバクテリアによる致命的な病気に関する研究に助成金を受けた。過去10年間、患者15名にそのバクテリアが見つかり、うち4名が死亡した。
ヌーメア在住の微生物学者Julien Colot氏は、1人を除いた他のすべての人は発症する数週間前にオオコウモリに接触していたと述べた。回復した患者は抗生物質が投与されたという。仏外務省は約3万ドルをこのバクテリアマイコプラズマ遺伝子塩基配列に関する研究に拠出。ニューカレドニアには4種類のコウモリが生息しておりそのうちの数種類は、伝統的な食事で食されてきた。このコウモリの研究は、ウォリス・フツナ、そしてバヌアツまで広げられることが期待されている。
(Radio New Zealand/MAY23, 2020)
https://www.rnz.co.nz/international/pacific-news/417368/bat-linked-illness-studied-in-new-caledonia
ニューカレドニア
【経済・社会動向】
コウモリに関係する疾病の研究(ニューカレドニア)
2020.05.29