サイクロン・ハロルドの被災後に、バヌアツ北部Tora地方のSolaでマラリアの感染拡大が起きており、バヌアツ保健省は更なる課題の対応に追われている。カテゴリー5の大型のサイクロン・ハロルドによる被災の一方で、バヌアツはCovid19への対応を迫られている状況だった。公衆衛生部長のTarivonda医師は、Solaにおいて、8件のマラリア患者が出ているとして、「我々が恐れているのは、このままマラリアが拡大し続けることです。今は、地域のチームが政府の支援を受けて拡大を食い止める努力をしています」と述べた。Tarivonda医師によれば、サイクロン後にはデング熱、マラリア、下痢、レプトスピラ症など感染症が発生しやすい状況となっているという。(Radio New Zealand/APR28, 2020)
バヌアツ
【経済・社会動向】
熱帯サイクロン・ハロルドの被災後にマラリアの感染拡大(バヌアツ)
2020.05.01