太平洋諸島フォーラム加入の国々はこの地域のコロナウィルス感染拡大を受けて、セキュリティ宣言を発出した。4月7日に、この地域の外務大臣たちが地域としての対応に関してオンラインで話し合った。これまでのところ、18か国の加盟国のうちの6か国（フィジー、パプアニューギニア、仏領ポリネシア、ニューカレドニア、オーストラリア、ニュージーランド）のみでCovid-19の感染が確認されている。各国大臣に充てたトゥイラエパ　サモア首相の書簡には、この地域のそれぞれの国が限界を超えた覚悟を要する試練に見舞われることこそがこの感染拡大の意味するところであると書かれていた。また、話し合いでは物資の調達や支援について方法が話し合われ、フォーラム事務局長のメグ・テイラー氏はこの地域の連帯が必要な時があるとすればそれは今であると述べた。（Radio New Zealand/APR06, 2020）