仏領ポリネシアのTuamotu列島近くを先月航海していた中国船の乗組員がこの地域では違法であるフカヒレ漁をしていたとみられる。タヒチヌイテレビの報道によれば、Arutua環礁の知事であるTaputuarai氏は難破した中国船を撤去する方法を確認するために船まで出向き、船舶救助の専門家と漁師と行動を共にし、Shen Gang Shun号の冷凍庫にフカヒレを発見したという。難破時、この船の乗組員36名は同じ会社が所有する他の中国籍の船に救助された。知事は苦情を申し立てる予定だという。また船内を撮影した写真はSNSですでに拡散されている。Arutuaから南西に400キロ離れたパペーテは、南東太平洋における中国漁船の主要な積み替え漁港となっている。（Radio New Zealand/APR07, 2020）