ソロモン諸島政府は、アフリカ豚コレラの予防措置として、すべての豚肉の輸入を禁止すべく準備を進めている。感染力の高いこの病気は、国内の豚すべてを感染後1週間で全滅させてしまう可能性がある。農業省は、司法長官の法的アドバイスを受けて、輸入禁止措置を準備している。ソロモン諸島でいったん病気が流行してしまうと、それに対応する方法が無いため、国内の家畜を保護するというのが最大の関心事である。この輸入禁止措置による国内のビジネスへのマイナス影響よりもはるかに大事なことだと農業省は見ている。農業省は、国内の農家に対して、輸入禁止措置が始まり国内市場で豚肉が不足した時のために、生産を増加させるように求めている。 (Radio New Zealand/MAR20, 2020)
ソロモン諸島
【経済・社会動向】
豚肉の輸入を全面禁止(ソロモン諸島)
2020.03.27