パラオ政府はコロナウィルスに感染の疑いのある患者を現在検査している。保健省はアメリカからの73歳の女性が疑いのある症状でBelau病院に隔離されていると発表した。保健省は、疾病コントロール研究所(CDC)に、患者の検体を送り、ウィルスの有無を調べるという。レメンゲサウ大統領は以下の声明を国民に対して発表した。
「パラオ政府とそのパートナーのCDCとでこうした患者への備えはできている。我々の最大の敵はウィルスよりも恐れる気持ちだ。 」一方パラオは観光収入の更なる減少が予想されており、大統領は各大臣に対して、コロナウィルスに対する恐れで大打撃を受けることを乗り切るための財政的な注意を払うように指示している。観光産業に大きく依存しているパラオは、2月の時点で、観光客数が50%に落ち込んでおり、3月は更なる落ち込みが予想されている。(Radio New Zealand/MAR04, 2020)
パラオ
【経済・社会動向】
コロナウィルス感染疑いのある患者を検査(パラオ)
2020.03.06