バヌアツの前連立政府のメンバーが、政府は国民の期待に応えられていないと語った。
解散総選挙後、サルワイ氏が改革の拡大と政治の安定を約束して政権を担ってから4年がたち、バヌアツでは3月に国勢調査を実施する予定である。しかし、去年まで連立政権の一員であったKoanapo氏によれば多くの公約は未だ実現されていないと言う。「率直に言えば、政府は全く何もできていない。」とKoanapo氏は言うものの、機会があればサルワイ氏と共に再度政府のために喜んで働くとも言う。Koanapo氏は南のTanna島でVanua'aku Pati党から立候補する準備を進めている。Vanua'aku Pati党は、40年前に独立してからずっとバヌアツ政府の先導役として機能してきた。しかし近年その勢力は衰え、新興の政党が注目を浴びている。「もちろん、数は減っているが、2016年の統計を見ると、Vanua'aku Pati党は22%の支持率を誇り、最大政党であることは確かだ。」とKoanapo氏は言う。(Radio New Zealand/FEB11, 2020)
バヌアツ
【経済・社会動向】
政府が国民の期待に応えられていないと前閣僚(バヌアツ)
2020.02.14