世界銀行は、サモアの住民が住む島と島を結ぶ橋建設の構想に水を差した。
サモアオブザーバー紙の報道によれば、世界銀行の匿名職員が、サモア議会で財務大臣のTuioti氏が触れた島と島を橋で結ぶ提案を支持するつもりはないと述べた。この橋の構想は4年前から浮上しているが、世界銀行はその財政支援に興味を示したことは一度もなかった。しかしながら、世界銀行職員はすべてを否定しているという訳でもない。現在のところその計画の支援は見通しが立たないが、長期的な視野で常に政府と話し合いを持っているとも述べたという。現在、世界銀行はサモアに対してIT技術、農業、航空、気候変動対応、災害対応と健康に焦点を当てて支援している。また、世界銀行は3575万ドルを援助して道路やFaleolo国際空港などの整備事業を進めている。この世界銀行のコメントに関してサモア政府からの反応は特にない。(Radio New Zealand/FEB3, 2020)
サモア
【経済・社会動向】
島と島を結ぶ橋の支援計画はなし(サモア)
2020.02.07