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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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留学生が中国からの避難を求める(パプアニューギニア)

コロナウィルスの流行に際し、上海のパプアニューギニアの学生たちは政府に対して中国からの避難を求めている。生徒の一人であるBen Mendelが以下状況を述べた。「フィリピン経由でPNGに戻るフライトを予約したが、空港に着いてそのフライトがキャンセルとなったことを知った。コロナウィルスを恐れて、PNGの両親の元に戻ろうとした。空港からキャンパスに戻っても、そこは隔離された状態だ。自分の部屋には入れず、まずは、隔離された場所に14日間いなくてはならない。その後、自分の寮の部屋に戻れることになっている。食べ物やその他の物は支給されるが、なんとなく落ち着けない。それでも、他の人々の安全のためだから仕方ないとも思ってこの状況を受け入れている。ただ大学側は厳しく、外出は一切認めず、いったん外に出たら戻ってくるなという姿勢だ。外出時はマスク着用が義務。上海はとても賑やかな都市だが、このコロナウィルスのため静かで人気がなくなっている。地下鉄や列車バスもほとんど人が乗っていない。2月半ばに始まる新たな学期は延期されている。PNG政府に対して中国にいるPNGの留学生を救援して欲しいと望んでいる。武漢や流行しているその他の都市だけでなく中国全土からPNG政府は留学生を脱出させて欲しいので、PNGの保健省に手紙を書いたが、返信が来ない。政府の助けが必要だ。留学生のほとんどはフライトに乗れず、命の危険を感じている。早く救援して欲しい。」と訴えた。 (Radio New Zealand/FEB5, 2020)