仏領ポリネシアの刑事裁判所は中国の漁業会社に対して36万米ドルを海洋汚染に対しての罰金として課した。
去年の5月、漁船のXin Shi Ji 203は石油を含む何百リットルもの液体をタヒチの沖合に廃棄した。船長は3000米ドルの罰金を課せられた。旅客機のパイロットが船から流れ出す光る物を目撃し、船が停止させられた。裁判で弁護側は100トンの石油を運搬中であったため、緊急事態をうけて船を守るために船員が液体を海に流したと弁明した。しかし、裁判所は、船長は緊急事態に関して何の発信もしておらず、港に戻ることを検討した形跡もなかったとした。裁判で弁護側は裁判は中国で実施されるべきであるとも主張した。(Radio New Zealand/JAN29, 2020)
仏領ポリネシア
【経済・社会動向】
中国船海洋汚染で罰金(仏領ポリネシア)
2020.01.30