ニューカレドニアとバヌアツの代表が、4月に調印予定の自由貿易協定の最終調整のために会合を持った。ニューカレドニアの代表でティエリー/サンタ氏と、バヌアツの首相であるシャーロットサルワイ氏は、ヌーメアで3月に実施されるバヌアツの総選挙前には、協定批准の準備を整える方向で話し合いを持った。両国の40品目について関税を撤廃する予定だ。しかし、世界貿易機構が定めた基準よりも高いとされるニューカレドニアのバイオセキュリティーに関しては未だ棚上げになっていると報じられている。最終案が合意されると、貿易協定案が、ニューカレドニア議会とフランス政府に提出されることとなっている。サンタ氏は、ニューカレドニア(議題がフランス語で話し合われる)が太平洋諸島フォーラムの正会員になれるようにバヌアツが支援してくれたことに対しての感謝を述べた。バヌアツはビスラマ、英語、フランス語の3言語が公式に用いられている国だ。(Radio New Zealand/JAN10, 2020)
ニューカレドニア
バヌアツ
【経済・社会動向】
自由貿易協定の最終とりまとめで会合(バヌアツ・ニューカレドニア)
2020.01.17