中国政府は長期にわたり手つかずとなっていた宇宙監視基地の再開を含めて、キリバスでのあらゆるプロジェクトを増強するとした。キリバス大統領のマーマウ氏は北京で習近平国家主席と面談し、訪中期間に中国の世界開発戦略として知られる一帯一路構想に調印した。去年、キリバスは10年以上続いた台湾との国交を断絶し、中国との関係を再構築することとした。宇宙監視基地は、マーシャル諸島にある米国の施設と類似し、2003年にキリバスが中国から台湾に国交を切り替えてからは、閉鎖されたままとなっていた。外交官のLu Kang氏は記者に対して、詳細は控えるとしても、かなり多くのキリバスとの共同プロジェクトが机上に上がっていると発表した。(Radio New Zealand/JAN8, 2020)
キリバス
【中国・台湾進出動向】
中国がプロジェクトを増強(キリバス)
2020.01.10