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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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デング熱の拡大が首都に及ぶ(マーシャル諸島)

マーシャル諸島ではデング熱の流行が首都のマジュロにまで及び、政府は緊急事態としている。
7月以来、タイプⅢのデング熱が150件確認され、政府は国内旅行を禁止してきた。8月16日、保健省はマジュロで2例が確認されたことを受けて、同様の旅行制限を発した。
マジュロの症例はまだ研究所で確認されたわけではないが、保健省はデング熱として扱っている。保険省のNiedenthal氏はEbeyeの病院の病床はすでに満床で、首都から簡易ベッドを送っており、症例数は確認できていないが確実に増えていると述べた。2011年にデング熱が流行し、1600名が罹患した。当時Ebeyeでは集中的に殺虫剤の散布がなされ、流行が食い止められた。Ebeyeでは、学校が休校となり人々は屋内にいるように推奨されている。保健省はすでにWHO、米国の疾病コントロールセンター、国際赤十字と協力して対処しているという。(Radio New Zealand/19AUG, 2019)