フィジーは砂糖の2020年の世界価格上昇予測による収益に期待をかけている。フィジー砂糖会社の社長であるGraham Clark氏は、この好予測はヨーロッパ市場の不透明さによるところも大きいという。イギリスの 合意なきEU離脱が見えてきて、買い手が在庫の砂糖をできる限り買おうとしているからだ。これが砂糖の高値を後押しした。砂糖の価格はヨーロッパでは1トン当たり80ドル、アジアでは60ドルだ。この価格変動により、フィジーはヨーロッパ市場をも視野に入れることとなった。(Radio New Zealand/AUG2, 2019)
フィジー
【経済・社会動向】
砂糖の価格高騰による収益増(フィジー)
2019.08.08