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ソガバレ氏がソロモン諸島の首相に選出される

ソガバレ氏の首相就任はこれで4期目で、15名の議員は投票を棄権した。 2000年、2006年、2014年に選出されたソガバレ氏は、このうちの2回は任期満了前に不信任決議で辞任している。1997年に北東部の議員に選出されてから連続して政治にかかわっている彼は一貫して経済畑の政治家で、ソロモン諸島の開発の脱中央集権化を訴え続けてきた。今回の首相選挙は問題がなかったわけではない。裁判所からは選挙開始直前に禁止命令が出て、選挙の延期を伝えられた。禁止命令の理由は明かされなかったが、対立候補側からのソガバレ氏の首相としての適性を問う訴えがなされたものとみられる。
しかし、総督のFrank Kabui氏は裁判所の命令にも関わらず、選挙実施を選択した。この決定はソロモン諸島の憲法に基づくものであるという。この決定に抗議する意味で、議員の15名は議会を後にして棄権とした。(Radio New Zealand/APR25,2019)