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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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太平洋島嶼国日本の核廃棄物処理計画を強力に阻止(太平洋島嶼国)

環境保護論者は日本が計画している100万トン以上の高度に核汚染された水の太平洋への廃棄を阻止したいとしている。グリーンピースの核専門家であるShaun Burnie氏は福島原発の核汚染水の危機的状況は技術的な失策によって悪化していると指摘する。計画は日本政府と東京電力のコスト削減の意向を反映した片手落ちの意思決定によるという。Burnie氏は「太平洋島嶼国に、漁業、地域、環境を守るために日本のこの計画を阻止するように呼び掛けた。太平洋島嶼国はただでさえ、気候変動や米仏両国の核実験の影響を受けてきた。日本政府は環境に負荷をかけずに核汚染水をなんとか処理する決定をすることが出来るはずだ。そして、太平洋島嶼国の、必ず影響があるから受け入れられないという声に耳を傾けるべきだ。」と述べた。ウェリントン日本大使館はグリーンピースの報告を否定している。昨年実施された検査では核汚染水の汚染は基準値よりも低かったとしている。しかし、グリーンピースは福島の高度に汚染された水を政府と東京電力で管理する別の長期的方法を見直すべきと主張する。「唯一の有効な方法としては、この水を頑丈な鉄製のタンクに次の世紀まで保管すること、そして、それと並行して水処理の技術を向上させていくことだ」とBurnie氏は示す。「日本政府と東京電力はこの核汚染水問題の解決を2020年をめどとしているが、これは決して実行できない。汚染水を太平洋に廃棄などということは最悪の選択肢だ。我々は国連国際海事機関にこの問題を提起した。今後は、地域、特に漁業を断固として支持していく。」とBurnie氏は述べた。 (Radio New Zealand/JAN29, 2019)