Wallis・Futunaを訪問中のフランス人科学者は、「現地の人々のさらなる海底探査についての反対はあるものの、海洋掘削の可能性は依然として存在する」と述べた。太平洋地域仏領の情報収集作業を終えた使節団は現地のテレビ取材に応えて、海底探査の再開の有無は仏政府の決断によるとした。これまで、この周囲には銅や鉛はあるものの、レアアースは無いとする誤認情報があった。現地の人々は、海底探査と掘削により被った被害を目の当たりにしており、Wallis・Futunaでも同様のことが起きてしまうのではないかと危惧している。今世紀初め、フランスは政府も認めている原住民の指導者に断ることなほく、海底探査団を3回も派遣した。原住民の指導者はフランス政府による裏切りと受け止めたという過去がある。5年前、フランス政府経済社会環境局は太平洋地域の仏領での資源保全を政府に呼びかけたばかりだ。(Radio New Zealand/SEP 18, 2018)
太平洋地域
仏領ポリネシア
【環境・気候変動】
海底探査も選択肢の一つ(仏領ポリネシア・太平洋諸島)
2018.09.20