ビスマルク湾で海底資源の開発を進めているノーチラス・ミネラルズ社(Nautilus Minerals)が開発資金の調達に苦慮しており、2018年までに商業掘削開始予定だった事業を断念して従業員の削減および掘削機器の製造契約の解消などを行う計画である。
Mining Weeklyの報道によると、ノーチラス社は相当な資金調達が必要だとしているが、英国に発注した開発機器3基がすでに引き渡されていて、オマーンでの試験稼働が計画されていた。現地のビスマルク湾岸の住民は世界初の海底資源開発が環境破壊につながるとして猛反対している。(RNZI/ August 17, 16)