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ブーゲンビル自治州が過去の開発被害補償としてパングナ鉱山の開発権限を要求(パプア・ニューギニア)

モミス・ブーゲンビル自治州議長は、ブーゲンビルの危機を救うには、自治州政府がブーゲンビル銅鉱山の開発権を握る必要があると述べた。長い内戦で荒廃したパングナ銅鉱山を開発していたブーゲンビル銅鉱山会社の親会社であるリオ・ティント社が地元に何ら補償もなく、持ち株を中央政府と自治州政府に平等に譲渡するのは許せず、すべて自治州政府に譲渡すべきだとしている。すなわち、リオ・ティント社は過去の開発にかかわる環境汚染責任を回避し、住民に何ら利益を還元せず、周辺住民を貧困に追いやった責任を取るべきだと追及している。(RNZI/ July 3, 16)