政府は3兆億立方メートルが埋蔵されていると推定されるシェールガスの開発に乗り出す。開発コストは現在最大190億米ドルをかけて開発中のLNG開発事業に匹敵するとみられる。シェールガスの埋蔵状態の特徴は、一か所に集中しておらず、広範囲に拡散しているため、抽出には特別な技術が必要である。ベン・ミカ(Ben Micah)石油・エネルギー相は、南ハイランド州、ヘラ州、ガルフ州およびウェスタン州をシェールガスの埋蔵地域と認定していると述べた。開発が進めば国内ガス推定埋蔵量は現在の約3倍になるとみられる。政府は商業開発にむけ国有石油・ガス企業のKumul Petroleumに中心的役割を与え、開発技術および金融部門で協力してもらえる企業の参加を求めていく考えである。シェールガス開発に関する法案は昨年議会を通過しており、現在関連法案や規則が検討されている。(Post Courier/ July 7, 16)