国家裁判所(National Court)は、環境実態調査のため、国内最大のOk Tedi鉱山のOk Mani,Ok Tedi, Fly川とその支流への廃砕放出を2週間停止する命令を下した。この問題については、財務相、鉱山省次官、OTML, PNGSDPL, Bank South Pacific, ANZ Banking (PNG)などを被告とする告訴が受理されたものである。告訴内容は、廃砕による河川流域住民の生活、生命に危害を与えていること、および、西部州住民のために設立された幾つもの救済基金の資金が乱用で急速に喪失しているとして、裁判所の介入によって地元住民の同意を得ない資金引出中止を訴えている。

(Post Courier/ Jan.27, 14)