ラバウル沖合で進められている海底資源開発事業(Solwara 1)にパプア・ニューギニア政府が30%の資本参加することで、ノーチラス社と合意していたが、環境保護団体が海洋資源を破壊すると大々的な開発反対運動を起こし、PNG政府も当初の資金拠出がしなかったことから、両社の間で契約違反だとする非難合戦が続いてきた。問題解決のため、ノーチラス社は豪州の元首席判事Murray Gleeson氏を仲裁人にすることに合意した。審理はシドニーで行われ、数ヵ月を要する見込みである。ノーチラス社は来年にも海底から金と銅の採掘を開始したいとしている。
(Radio Australia/ July 18, 12)
パプアニューギニア
【鉱物資源開発動向】
元豪州判事がソルワラ海底資源開発紛争解決に乗り出す(パプアニューギニア)
2012.08.06